HKT菅本裕子、谷口愛理ら解雇「5人粛清事件」の経緯理由を振り返る

2012年、スキャンダルで5人が解雇された事件

2012年、スキャンダルで5人が解雇された事件

2012年8月、結成から1年と経たないHKT48にて、菅本裕子、谷口愛理ら5人のメンバーが突如解雇された「5人粛清事件」。
「モテクリエイターゆうこす」としての菅本裕子の活躍や、谷口愛理の大麻所持容疑での逮捕が話題になっている今、改めてこのスキャンダルの経緯と真相を振り返ります。

指原左遷直後のHKTを揺るがした「大量卒業」

指原左遷直後のHKTを揺るがした「大量卒業」

HKT48の歴史に残るスキャンダルとして知られる「5人粛清事件」とは、指原莉乃の左遷から間もない2012年8月、当時のHKT48のメンバー5人が、ファンと私的な交流を持ったなどして一斉に解雇された出来事。

このとき解雇されたのは、
・菅本裕子(すがもと・ゆうこ/当時18歳)
・古森結衣(こもり・ゆい/当時14歳)
・谷口愛理(たにぐち・あいり/当時13歳)
・江藤彩也香(えとう・さやか/当時14歳)
・仲西彩佳(なかにし・あやか/当時16歳)
の5名でした。

菅本裕子、谷口愛理ら「解雇」の理由はファンとの私的交際だった

ファンとの私的交際、飲酒・喫煙疑惑も

ファンとの私的交際、飲酒・喫煙疑惑も

HKT48運営は処分の理由を明らかにせず、あくまで菅本裕子ら5人の自発的な「活動辞退」であったとの体裁を取っていましたが、実際の解雇理由がファンとの私的な交際であったことは、当時から週刊文春をはじめとする週刊誌などで盛んに報道されていました。
ただし、古森結衣に関しては、半ば濡れ衣であったとの見解もあります。

・2012年8月、劇場支配人(当時)佐藤和也のツイッターなどに、一部メンバーがファンとの私的交際、未成年飲酒、喫煙を示唆する投稿があり、騒動となる。

・ファンの間では様々な憶測が飛び交っているが、この事態が起きる前にある怪文書がネット上で出回っていた。当初はガセネタと思われていたが、実際に騒動が発生したことで「実は関係者からのリークだったのでは」と注目を集めている。その文書によると「菅本祐子、谷口愛理、江藤彩也香、他もう一人(未確定)がファンの家で男性3人とお泊りした」「彼女たちは缶チューハイなどのアルコールを飲んでいた」「菅本がマルボロライトメンソールを吸っていた」「お泊りした男性の一人がHKT研究生の兄と同級生で、この事実を知った研究生からの密告で発覚」となっている。文書の真偽は定かではないが、これがもし事実であれば、恋愛禁止のAKBグループの掟を破ったと同時に未成年での飲酒&喫煙というタブーを冒したことになる。謹慎の理由としては十分といえるだろう。

・8月19日、支配人・佐藤和也が騒動後はじめてコメントを投稿。「昨日、HKT48公式ブログにて発表させていただきましたが、江藤彩也香、古森結衣、菅本裕子、谷口愛理、仲西彩佳からの辞退の申し入れがありましたので、受理致しました。残念ではございますが、5名が選んだ道を応援したいと思います。今日からHKT48は新たなスタートを切ることになります。メンバー・スタッフ一同今まで以上に精進してまいりますので、応援の程宜しくお願い致します。また、突然の発表となってしまい、皆様に多大なご心配とご迷惑をお掛けしたこと深くお詫び申し上げます」と謝罪したものの、事態の説明は一切なかった。

・脱退の原因を知る関係者は、「脱退メンバーの1人が男友達をほかのメンバーに紹介し、一緒に遊びに出掛けたり、お泊まり会を行っていたことがバレたそうです。表向きは脱退ですが、実際は解雇のようです」と明かした。
指原への相談が逆に処分を招いた?

指原への相談が逆に処分を招いた?

週刊文春などの報道によると、菅本裕子らのメンバーは、若いイケメンのファンなどと私的に繋がりを持ち、数人でお泊まりをしていたとのこと。
こうしたスキャンダルの疑惑が広まる中、古森結衣から相談を受けた指原莉乃が運営側に掛け合い、不祥事を内々でもみ消すことを求めた結果、逆に厳しい処分に繋がったとも言われています。

8月22日、「週刊文春」が今回の大量脱退騒動について報じる。

「『一身上の都合で活動辞退、なんてウソ。クビにされただけですよ』(HKTメンバーに近い関係者)。

ことは4月に遡る。まずは古森が二人のファンと交流していたことが発覚。「メンバーの管理者であるHKT48劇場の支配人が、古森や相手のファンの携帯電話を取り上げた。すると中学3年生のファンとの、『今からサイゼリヤにいくから会えるよ』『元カレいたんだ~』といったメッセージが、120通も残っていたそうです」(同前)。

古森はこれで”イエローカード”。支配人からは、「他のメンバーにも同じような行動があったら報告するように」とキツくお灸をすえられたという。中学生に密告を強要するのはいかがなものかと思うが、今月に入り早速効果が出た。

「古森が何かの折に四人が”お泊まり”しているのを匂わせるようなことを話しちゃった。あくまでウッカリで、積極的に話したんじゃないんだけど、それで支配人が疑うようになったんです」(メンバーの友人)。

お泊まりは、菅本を中心に、ファンの間では有名な茶髪のイケメン専門学校生の部屋で3回開かれた。最後の8月3日には菅本、谷口、仲西が参加したという。

「自分のせいで仲間がクビになるのでは、と不安になった古森が、菅本ともう一人別のメンバーと話し合い、その上でさしこにも相談した。すると、さしこが『みんなを救えるのは私だけ』と支配人に話をつけにいったんです」(同前)。

だが、このさしこの蛮勇がかえってアダになった。

「さしこは『私が来たばっかりなのに不祥事なんてイヤ』、『こんな話、他にもあるのに隠してきたじゃない。まだ内々だからなんとかなるでしょ?』などと詰め寄ったそうです。でも、これで支配人は、お泊まりが事実だと確信。一気に活動辞退へ流れが出来てしまった。さしこが出しゃばらなければ、みんな謹慎程度で済んだかも」(同前)。

谷口はファンへ「いろいろバレた」と告白。古森はネットに「芸能界の世界がこんなに恐ろしいのも知りました。人って簡単に信じちゃだめなんだね」と書き込み、物議を醸した。ただ、今回の処分には首を傾げる向きが多い。

「お泊まりいっても、飲酒も喫煙もなく交際もナシ。写真が流出したわけでもない。古森に至っては、お泊まりもしていません。活動辞退の理由ははっきりせず、説明もない。指原は交際発覚なのに左遷だけで済んだ。ファンからしてみれば納得がいかないでしょう」(前出・スポーツ紙記者)。

もう左遷先がなかった?」

古森結衣の父親による無実主張、菅本裕子のYouTube釈明など波紋相次ぐ

古森結衣の父親が文春で娘の無実を訴える

古森結衣の父親が文春で娘の無実を訴える

HKT48を解雇された5人の内、古森結衣については、菅本裕子らの行為を内部告発して処分に巻き込まれただけの、言わば濡れ衣だったとも言われています。
これについては、解雇直後の2012年9月、古森結衣の父親が週刊文春のインタビューに応じ、娘の無実を訴える赤裸々な告白をして話題になりました。

9月6日、「週刊文春」(9月13日号)に続報“HKT48脱退・古森結衣父親が告発「娘は無実。不当解雇されたのです」”を掲載。

AKB48の前田敦子“卒業公演”は記憶に新しいが、その千秋楽が行われた8月26日、博多のとあるイベントホールでは、一人の少女の「お別れ会」がひっそりと開催されていた。古森結衣、14歳。ほんの1週間前までAKBグループ・HKT48の一員だった。だが、他のメンバー4人と同時に突然活動を自体、その理由は“一身上の都合”だと公表された。だが、真相は事実上の解雇。彼女の父親が娘の無実を訴える――。

「お別れ会は友人が企画してくれたもの。娘と一緒に。これまで応援してくれたファンの方々に直接感謝の言葉を言いたかったのです。本当は「卒業公演」をさせてあげたかった…。でも、そもそも、なぜ娘が辞めさせられなければならなかったのでしょうか。娘は、一方的な理由で不当に解雇されたんです」

(略)

小誌が独自に取材したところ、メールの相手はHKTのファンA氏だった。驚くことに現在、今回解雇されたメンバーB子と親しい関係にあるという。

「娘に何度も聞きましたが『A氏との交流はない』と言っています。さらにB子さんからは、『ウチらがまきこんじゃってたらゴメン』とメールがあったそうです。しかし運営側は、娘の言うことをまったく信用してくれなかった」。さらに父親は、解雇が『辞退』と公表されたことにも怒りを覚えている。「運営側は『解雇だとそちらの今後にも支障が出る』と言ったのです。『これ(辞退の体裁)は秋元康氏からの恩情でもある』とも言っていました」

これらの証言について、運営側にも真相を聞いたが、「全てにおいて、そのような真実はございません」と父親の証言を全面的に否定した。現在、結衣さんは実家に戻ったという。「今年は受験の年。とにかく今は勉強を頑張らせないと」と父親は無念そうに話を終えた。
菅本裕子はYouTubeに釈明動画をアップ

菅本裕子はYouTubeに釈明動画をアップ

解雇された5人の中で最年長(HKTの1期生の中でも最年長)の18歳であった菅本裕子は、解雇直後、スキャンダルについて釈明する動画をYouTubeに投稿。
2012年当時、アイドルのYouTube利用はまだ珍しく(※峯岸みなみの丸坊主謝罪はこの翌年の2013年)、この釈明はファンや世間の注目を集めました。

全部見たので軽くまとめ

・高校3年ということで進路について考えた
・料理の道に進みたい
・特定のファンの人にコメントとメールをした←1,2週間立った時にマネージャーに気づかれた
・ネット上のことは嘘ばかり
・飲酒・喫煙はしていない
・ファンの人とは直接会ってはいない
・ファンの人とは元々友達ではない
・なにもしていないので証拠は出てこない
・5人は違う理由で辞めた他のメンバーが辞めた理由は知らない
・1人前の料理人になってまたみなさんと会いたい
・ツイッターやります→http://twitter.com/yukos_cook
現在、SNSを中心に一躍話題となっているモテクリエイター・ゆうこすさん。10代の頃はアイドルグループHKT48に所属し、人気メンバーの一人だった。しかし、本人には覚えのないファンとの交際疑惑、未成年飲酒・喫煙疑惑のスキャンダル報道で状況は大きく変わる。

発信元のTV局に抗議した直後、虚偽の情報であったという謝罪・訂正が行われたが、スキャンダルは尾ひれをつけてどんどん拡散されていった。2012年、グループを脱退したゆうこすさんは、TwitterやYouTubeを通じた発信で「誤解を解こう」と決意する。当時、アイドルが自らこうした発信を行うことは珍しく、世間の注目を集めたその釈明動画は1カ月で400万PVを記録。Twitterのフォロワーも4万人にまで増えた。

しかし、「自分の言葉でファンへの謝罪と真実を伝えよう」という彼女の思いは全く伝わらず、そこに集まった人々はアンチと野次馬のみだった。「おはよう」と呟くだけでも叩かれ、(略)嫌がらせや冷やかしが目的の過激なリプライも多くあった。HKT48脱退後は、地元の福岡で自主開催イベントも続けていたが、人が集まらず苦戦。最終的に参加者は3人にまで激減し、落ち込み続けるどん底の日々だったという。

解雇された菅本裕子、谷口愛理、古森結衣らの現在は?

「モテクリエイターゆうこす」として大出世した菅本裕子

菅本裕子、年商2億円のインフルエンサーに転身

菅本裕子、年商2億円のインフルエンサーに転身

解雇された5人の中で、その後最も出世したのは菅本裕子。
彼女はHKT脱退後、成人男性向け特殊サービス業に従事していた時期があるとされていますが、その後は「モテクリエイターゆうこす」を名乗ってYouTubeなどで活躍し、年商2億円のインフルエンサー・実業家となっています。

元HKT48所属のアイドルが年商2億円超の実業家に転身した。若い女の子たちから圧倒的な支持を得ている菅本裕子(24)さんをご存じだろうか。「ゆうこす」の愛称で親しまれ、肩書は「モテクリエイター」。モテるためのグッズをSNSで紹介したり、プロデュースしたりすればバカ売れする。当代きってのインフルエンサー(影響力のある人物)として抜群の存在感を誇るやり手経営者が、いま最も情熱を注ぐビジネスとは――。
菅本裕子の特殊サービス業時代の検証画像

菅本裕子の特殊サービス業時代の検証画像

グラビア活動後、お店の嬢となり、大麻所持容疑で逮捕された谷口愛理

48グループ初の逮捕者となった谷口愛理

48グループ初の逮捕者となった谷口愛理

菅本裕子らと共にスキャンダルで解雇された谷口愛理は、その後、芸能事務所・オフィスアウイに所属し、グラビアアイドル等として活動。
2016年頃には実質的に芸能活動を終え、その後は博多のお店で嬢として勤務していましたが、2020年4月、大麻所持の容疑で福岡県警に逮捕され、48グループ史上初の逮捕者となりました。

地下アイドル界隈で活動を続ける古森結衣

「転校少女歌撃団」などで活動した古森結衣

「転校少女歌撃団」などで活動した古森結衣

解雇の5人の中でただ一人「濡れ衣」とも言われる古森結衣は、HKT48脱退後の2012年から2017年にかけて、アイドルグループ「10COLOR'S」「GALETTe」「転校少女歌撃団」などのメンバーとして活動。
2018年以降は、アイドルグループ「G-COMPLEx」の運営に関わっている模様であり、またTwitterやInstagramでも頻繁に配信などを行っているようです。

舞台女優などとして活動する江藤彩也香

舞台や朗読劇などで活動する江藤彩也香

舞台や朗読劇などで活動する江藤彩也香

解雇メンバーの一人である江藤彩也香は、現在は舞台や朗読劇などで活動しています。

仲西彩佳の現在は不明

消息不明となっている仲西彩佳

消息不明となっている仲西彩佳

解雇された5人の中で、仲西彩佳だけは、HKT48脱退後の消息が全く確認されていません。

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